①一つの曲名で、上書きする。
②変更を加えるたびに、別名で保存する。
上記の二通りの方法が考えられると思いますが、私は②の方法で曲を作っています。
①の方法の欠点は、アレンジした後に、変更前の状態と聞き比べたいとか、前の状態が良かったと思っても、アプリを閉じてしまうと戻すことができません。
試行錯誤で作ると、いくつものパターンに枝分かれしていく。
では、実際の方法を紹介してみます。
ファイル名を「AAA」と仮定して説明します。
簡単な変更の場合。
AAA-001-01 まず、8小節まで作りました。
AAA-001-02 音色を変えてみました。
AAA-001-03 エフェクターを調整しました。
AAA-001-04 また音色を変えました。
AAA-001-05 エフェクターを調整しました。
ここで、前の方が良かった?聞いてみたいと思ったら、それぞれの段階のファイルを開けば戻る事が出来ます。
新しいパートが追加された場合。
8小節の後、別の8小節を加えてみた等アレンジに変更がある場合、二つ目の数字が増えます。
AAA-002-01 Aメロ+Bメロにしてみた。
AAA-002-02 音色を変えてみた。
AAA-002-02 エフェクターを変えてみた。
AAA-003-01 イントロを入れてみた。
AAA-004-01 間奏を入れてみた。
こんな感じで作って行きます。
この方法の利点と欠点。
この方法の利点は、作成の途中の状態を聞き比べる事が出来る事です。
KORG Gadget の場合、ガジェットと音色が多いために、音色を変更したりガジェットを変えたりして保存して閉じてしまうと、戻る事が出来なくなります。
あの時の音が良かったと思っても、元の音を探すのが、かなり時間がかかってしまいます。この方法だと作業の各段階に戻る事が出来ます。
ただし、この方法だとファイルの数が増えていきます。
作品が固まって来たら、不要な部分は削除するなり、パソコン等に移動する必要が出てきます。
その辺の方法は、別の記事で紹介したいと思います。