2020年5月15日金曜日

管理しやすい、ファイル名について考えてみました。

DTM(デスクトップミュージック)をする時、曲名をどう付けたら良いのか悩むと思います。個人的な方法を紹介します。

①一つの曲名で、上書きする。
②変更を加えるたびに、別名で保存する。

上記の二通りの方法が考えられると思いますが、私は②の方法で曲を作っています。
①の方法の欠点は、アレンジした後に、変更前の状態と聞き比べたいとか、前の状態が良かったと思っても、アプリを閉じてしまうと戻すことができません。

試行錯誤で作ると、いくつものパターンに枝分かれしていく。

では、実際の方法を紹介してみます。
ファイル名を「AAA」と仮定して説明します。

簡単な変更の場合。
AAA-001-01 まず、8小節まで作りました。
AAA-001-02 音色を変えてみました。
AAA-001-03 エフェクターを調整しました。
AAA-001-04 また音色を変えました。
AAA-001-05 エフェクターを調整しました。

ここで、前の方が良かった?聞いてみたいと思ったら、それぞれの段階のファイルを開けば戻る事が出来ます。

新しいパートが追加された場合。
8小節の後、別の8小節を加えてみた等アレンジに変更がある場合、二つ目の数字が増えます。

AAA-002-01 Aメロ+Bメロにしてみた。
AAA-002-02 音色を変えてみた。
AAA-002-02 エフェクターを変えてみた。

AAA-003-01 イントロを入れてみた。
AAA-004-01 間奏を入れてみた。

こんな感じで作って行きます。

この方法の利点と欠点。
この方法の利点は、作成の途中の状態を聞き比べる事が出来る事です。
KORG Gadget の場合、ガジェットと音色が多いために、音色を変更したりガジェットを変えたりして保存して閉じてしまうと、戻る事が出来なくなります。
あの時の音が良かったと思っても、元の音を探すのが、かなり時間がかかってしまいます。この方法だと作業の各段階に戻る事が出来ます。

ただし、この方法だとファイルの数が増えていきます。
作品が固まって来たら、不要な部分は削除するなり、パソコン等に移動する必要が出てきます。

その辺の方法は、別の記事で紹介したいと思います。


2020年5月10日日曜日

「どこでもコード・スタディ」がコードを覚えるのに便利だった。


コードのポジションの理解度を判定してくれるアプリです。

iPhone6sだけで、音楽を作っているので、リアルな楽器を弾くことが無くなっています。
最近iPhoneのデーター容量が一杯になってきたので、いらないアプリを整理しようとして
このアプリを削除しようと思ったのですが、消す前に試してみたら、押し方を忘れてしまっていました。

このアプリは定期的に練習した方が良いと思い、削除しない事にしました。

2020年4月25日土曜日

NanoStudio2 KORG Gadgetの曲を編集してみた。



NanoStudio2を使って、KORG Gadgetで作った曲を編集するところを動画にしてみました。

 iPhoneの音楽作成アプリは、使い始めた頃から比べたらかなり進化してはいるものの、パソコンの音楽作成ソフトなら当たり前にやっていた事が出来ない場合が多いですよね。
KORG GadgetもKORG Gadget2になり、かなり多くの部分で進化しているのですが、今開いている曲に、別の曲を追加で読み込むという事はできません。

 虹の音色では、音楽作成の手段をヤマハのQYシリーズから、パソコンの音楽作成ソフトに変え、その後ipod touchに出会い、現在のiPhone6Sに至るのですが、他の外付けの機材を使わずに、iPhone内だけで完結させる方法を追求してきました。

 KORG Gadgetで作った曲の編集作業については、最近は慣れてきましたが、複数の曲を合体させる方法をずっと研究してきて、NanoStudio2を使う事でやっと解決できそうです。

 さて、この動画ではKORG Gadgetにギターの演奏を入力するアプリ、GeoShredを使い始めた時に作った曲があり、NanoStudio2を使って編集します。
実は動画を作る時には、その都度曲を作るのですが、GeoShredの演奏技術もへたくそな時期に曲を作った事もあり、後で聞くと後半の部分を修正したいとずっと思っていました。

KORG Gadget内には、試し弾きをしてギターソロのフレーズをメモした曲があり。
どんなフレーズを入力しようか練習をしました。今回はその曲のファイルを同じ曲内に読み込んで、必要な部分をコピー&ペーストしてギターソロのパートを完成させます。
動画では
①KORG Gadget2から二つの曲をMIDIで書き出す部分
②iPhoneの「ファイル」を使ってDropboxからNanoStudio2のMIDIフォルダーに移動
③NanoStudio2のMIDI設定とKORG Gadget2の各チャンネルのMIDI設定
④NanoStudio2上で曲の切り貼り
を紹介しています。

この作業で一応作ってみたので、別の動画にしてみました。


今回は、既に作っていたファイルからフレーズを編集しましたが、GeoShredの演奏技術が上達したら、別のバージョンを作成して追加したいと思っています。

2020年4月24日金曜日

NanoStudio2 Causticで作った曲をMIDIでインポートする方法。



実は、以前に作った曲を編集する作業を「Caustic 3」というアプリで試したことがります。

しばらく使ていたのですが、このアプリ曲のパートのブロックを選択して編集できるので、便利だったのですが、MIDIデーターを取り込んで各楽器に割り当てるまでの手間がかかりすぎるので、次第に使わなくなってしまいました。
※今後改善されるようなら、その時に考えたいと思います。

このアプリを使て、いくつかすでに作っていた曲があり、今後NanoStudio2中心の音楽作成に移行するにあたり、それらの曲をNanoStudio2に持ってきたいと思いました。

今回の動画は、Caustic 3とNanoStudio2を持っている人にしか役に立たない動画ですが、この後blenderという3Dソフトの勉強に戻てしまうと、しばらく音楽アプリを触らなくなるので、自分のためのメモとして動画にしました。

動画を見れば分かるのですが、今回気が付いたことはAudioShareがMIDIデーターも取り込める事を思い出しました。保存されたMIDIデーターはAudioShareだけではまともに再生できないのですが、このアプリを中継することで、多くのアプリにデーターを送ることが出来そうです。

2020年4月16日木曜日

NanoStudio2についてのまとめ

 

2020年4月1日に「NanoStudio2からRSCとKORG Gadget 2を鳴らしてみた。」という動画を投稿したのですが、その後しばらく関連した動画を作っていたので、ブログの更新が後回しになってしまいました。

それまではZenbeatsというアプリについての動画を作っていたのですが、
その時点で、SMFのフォーマット0を複数のトラックに分けて読み込めるアプリがMusic Studio2だけだったのですが、「フォーマット0が読み込めるのはMusic Studio2だけ」
の一文を入れようかと思った時に「本当にそれだけ?」と疑問が湧いてきて、調べてみたら昔持っていたNanoStudioがNanoStudio2になっていて、SMFのフォーマット0と1に対応している事が分かりました。

たまたまセール中で半額、iTunesにも残高が残っていたので、購入してみました。
前回のNanoStudioがほとんど使用していないアプリだったので、あまり期待はしていなかったのですが、シーケンサー部分が使いやすく気に入ってしまいました。

MIDIデーターの取り込み方が、アプリから読み込むのではなく、下準備として
①iOSの「ファイル」から保存してあるアプリの階層に入って、データーを選択後、NanoStudio2の中の作る曲のプロジェクト内にある「MIDI」フォルダーにコピー。
この作業が必要になります。


NanoStudio2のMIDIデータの取り込みを動画にしてみました。
慣れたら問題ないと思いました。

Zenbeatsの動画を作っていた時だったので、NanoStudio2の動作が安定している事に感動してしまいました。というのも多分、iPhone6Sを使っているからなのか、画面をキャプチャーしながら使っているためなのか、zenbeatsは頻繁に落ちてしまい動画を作るのにとても時間がかかりましたが、NanoStudioはアプリの他に、KORG Gadget2、Roland SOUND Canvas for iOSを開いて、画面をキャプチャーしても落ちる事がなかったです。


さらに、NanoStudio2は複数のMIDIデータを読み込む事が出来る事が分かりました。
今までこれが出来るアプリはBeatMaker2だけだったのですが、SMFのフォーマット0のMIDIデーターの読み込みに関しては、一度Music Studio2を使ってフォーマット1に変換する必要があり、読み込んだ後も楽器トラックを16個作成し、データーを移動させるという、とても面倒な作業が必要でした。

それに比べて、NanoStudio2は一つのMIDIデーターをドラッグ&ドロップするだけでトラックが分かれた状態で、ピアノロールに展開されるので、作業工程がかなり短縮できます。



2020年4月15日水曜日

アプリ別のMIDI読み込みを調べてみた。



他のアプリで使ったMIDIデーターを読み込む時に、それがSMFのフォーマット0で書き出されているのか、フォーマット1で書き出されているのか重要になります。

私の音楽作成は、コード進行が中心のQYスタイルの曲作りをしてきたので、iOSのアプリではMobile Music Sequencerで作ったMIDIデーターを作りはがフォーマット0でした。

※フォーマット0=一つのトラックにすべての楽器のノートデーターが入っている。

※フォーマット1=トラック別にノートデーターが入っている。

シーケンサーアプリによってはフォーマット0のデーターを読み込んでもトラック別に分けて表示される物と、すべてのノートが混在して表示されるアプリがあり、今回手持ちのアプリでテストしてみました。

動画を作る際に、iTunesがデバイスを認識してくれなくてデーターを読み込ませることが出来なかった、FL Studio Mobileは除外して作りましたが、後日なぜかiTunesがデバイスを認識してくれたので、その部分だけを別にして動画を作りました。



結果は、フォーマット0のデーターをトラック別に読み込めたアプリは
KORG Gadget 2、Music Studio2、NanoStudio2、FL Studio Mobile(FLMS)でした。

意外だったのは、これまでMIDIデータをKORG Gadgetに同期させて録音する方法で使っていたBeatMaker2がトラック別に取り込めなかったことです。
そういえば、Music Studio2でフォーマット0をフォーマット1にするために保存とエクスポートをした残骸が残っていました。懐かしいです。

今回の実験でわかったのは、トラック別で読み込める4つのアプリのうち、以下の2つは
①Music Studio2はピアノロールの編集方法が個人的に合わず、音色が少ない点。
②FL Studio Mobileは、有線でパソコンとつながないとMIDIを送る事が出来ない点。

この問題が大きく、現時点では常用のアプリとしては除外しました。
iPhone6Sの容量が一杯になった場合、一旦削除しても良いかもしれません。

KORG Gadget2は最初は1小節毎に分割された状態で読み込まれ、使い物にならない状態だったのが、かなり改善されて、読み込む時の小節数も指定出来る様になりました。

ただ、別のMIDIデーターを追加で加える事が出来ないため、複数データーを集めて編集して1曲に仕上げるというパソコンのソフトでは普通に出来る事が出来ません。残念。

という訳で、今回NanoStudio2が、フォーマット0をトラック別に読み込む事が出来て、
さらに複数のMIDIデーターを追加で読み込む事が出来る唯一のアプリでした。

欠点は、、、、、オーディオトラックに対応していない事です。
今後に期待します。

NanoStudio2を中心にした曲作りのメモ



今回、NanoStudio2を購入したことで、音楽作成の手順がKORG Gadget2中心から、NanoStudio2中心に変わるので、個人的なメモとして動画を作りました。

本当はNanoStudio2をメインシーケンサーで、音源はKORG Gadget2、とRoland SOUND Canvas for iOS、オーディオトラックにMobile VOCALOID Editor で作成した歌声を入れて完成としたかったのですが、NanoStudio2はまだオーディオトラックは対応していない事が分かり、NanoStudio2はMIDIデーターで曲を編集する道具に格下げになりました。

ただ、最終段階をKORG Gadgetでやる方がオートメーション等の設定を細かくきるので、良い面もあります。

ZenbeatsがMIDIデーターとオーディオトラックの両方が対応しているのですが、私が使っているiPhone6Sでは頻繁に落ちてしまうので、もう少し安定してくるまで使えません。

一日でパソコンを触れる時間に限りがあるので、音楽作成アプリの動画を作ると、他の事が全くできなくなってしまいます。最近音楽アプリの動画を作るために、blenderの勉強ができなくなっているので、そろそろ、MMDとblender(3D)の勉強に戻らないと使い方を忘れてしまいそうで焦っています。

しばらく音楽作成アプリを使わなくなっても、この動画を見る事で制作方法を思い出せると思います。